東京大会振り返り 優勝 東海大菅生編
こんばんは、今日で秋季大会全地区無事に終了しました。今年は神宮大会が開催されないので、これが今年最後の公式戦になります。
今日は東京大会決勝が開催され東海大菅生が日大三に6-1で勝利して選抜出場を大きく引き寄せました。
まず今回は、優勝 東海大菅生高校について振り返りをしていきます。
大会結果
決勝 日大三 6-1
準決勝 関東一 7-5
準々決勝 日大二 5-1
四回戦 桜美林 10-2 (八回コールド)
三回戦 目黒日大 10-0 (五回コールド)
二回戦 本郷 15-1 (五回コールド)
序盤戦は全て相手を寄せ付けない強さを発揮してコールド勝ちを続けて勝ち上がり、日大二戦では相手左腕にタイミングが合わず八回にようやく勝ち越しなんとか勝利しました。そして昨日の準決勝関東一戦では市川投手と初谷選手の2人注目選手を擁している強豪でした。二回に3点を取りましたが、その後は市川投手の前に3者凡退が七回まで続きました。力強いストレートとカーブの緩急がいい投手です。ですが、東海大菅生本田投手もランナーを出しながらも粘りの投球をしていて相手に流れを渡さなかったことが大きかったです。
同点の八回には市川投手の疲れが見えはじめ四球を足掛かりに3点を勝ち越しました。その裏で2点を返されましたが、七回からリリーフした鈴木投手がなんとか抑えました。九回にも1点を取り、最後は千田選手がマウンドへ上がり試合を締めました。終始関東一に押されていましたが、この試合を勝ち切れたことは非常に大きなことだと思います。
そして今日の決勝では、甲子園常連の日大三でした。相手今大会初先発の岡村投手の立ち上がりを責めて一.二回と1点ずつ取り優位に試合を運びました。
七回には相手の守備の乱れにもつけ込んで4点を取り試合を決めました。
投手陣は中学時代U-15日本代表にも選ばれた経験がある左腕本田投手が中心です。クロスステップをして投げる投手なので見たことの角度からmax143kmでave135中盤のストレートと横に大きく滑るスライダーが持ち味の投手です。今大会は本田投手の力投がなければチームはここまで勝ち上がれてないと思います。選抜注目投手の1人です。
背番号11の1年生鈴木投手も本田投手の後に登板することが多かったので期待の高さが伺えます。
185cmの長身を生かした角度のある投球が持ち味でここから身体を作りや制球力が向上していければさらに良くなる投手です。
1番打者でセンターを守る千田選手も登板がありました。投手をしていたことを知らなかったのでどうなのかなと思いましたが、130後半のストレートを投げていましたので大変驚きました。
守備面では、ミスもほとんどなく各選手動きも良いため毎年安定して勝てている要因だと思います。
打撃面では、例年に比べると長打力は劣ると思いますが、前チームから主力の千田選手 堀町選手を中心に繋ぐ打撃が徹底されており足の使える選手が多い印象です。特に走塁では各選手盗塁もできますし、打球判断が非常に良く相手にプレッシャーがかなり掛かっていたと思います。
まとめ
2年前は1点差で準優勝にもかかわらず何故か選出されず悔しい思いもしたかと思いますが、今夏は東京No.1にも輝き秋季大会は文句なしの優勝で6年ぶり3回目選抜出場を確実にしました。このまま甲子園でも大暴れしてほしいです!