ドラフト候補#5 大学生編

こんばんは、今夜は大学生ドラフト候補紹介になります。今回は東海大　山崎伊織投手です。

ストレートは最速153キロで常時150前後のスピードが出ます。変化球は横に変化するスライダーと変化量を抑えたカットボールを投げ、他にもスプリットやツーシームなども操り変化球の種類も豊富です。投球フォームは今時珍しいワインドアップでゆっくり足を上げて前に体重移動するときに加速して腕をタイミングの取りにくいフォームで、腕の振りもストレートと変化球がほぼ変わらないため打者からすればとても打ちづらい投手だと思います。

課題　故障の影響

1   現在トミージョン手術をしたためキャッチボールすら出来てない状況です。当初は社会人野球に進み故障を治してから2年後のプロ入りを目指していましたが、どこかの球団から指名の連絡があったのかは分かりませんがプロ志望を提出しました。やはり投球の時に肘が少し下がるため負荷がかかるからだと思います。明石商時代高校3年春にも肘を故障しており、直ったとしてもまた再発する可能性もあるため懸念材料です。

期待できる所　完成度の高さとまだまだ伸びる将来せい

1  まずケガがなければドラフト1位候補と呼ばれていたくらいですから完成度高い投手だと思いました。

リーグ戦では2年春から出場し4季で通算11勝1敗防御率1.09の圧巻の成績を残しました。トミージョン手術をしましたが、復帰率の高い手術ですので手術前までの状態に戻せればと思います。

2 将来性の高さも期待できるまだまだ成長できる投手だと思いました。身長181体重76キロと細身の体格で体重を85キロくらいまでもっていければ球の質も変わってくると思いますのでますます打たれづらいストレートになると思います。

まとめ

1  ケガをしてしまいましたが、直った時のことを考えたらドラフト2位、3位くらいで指名されると考えています。登板適性はスピード変化球コントロール全てにおいてレベルの高い投手ですので先発で勝負してもらいたいと思います。ですがまずはケガをじっくり直してからプロ2年目、3年目くらいから1軍で登板できればいいと思います。