北信越大会 振り返り#2 上田西編
こんばんは、今夜は北信越大会振り返り2日目です。今回は準優勝 上田西高校です。
上田西 戦績
1回戦 福井商 10-1 (7回コールド)
2回戦 日本航空石川 10-3(8回コールド)
準決勝 星稜 5-4
決勝 敦賀気比 5-16
上田西は北信越大会準優勝となり、同校初の選抜大会出場へ大きく近づきました。2年前は準決勝で悔いの残る負け方をして選抜に出場できませんでしたが、今回その悔しさを晴らしました。
勝ち上がりを見ていただければわかると思いますが、強力打線が持ち味のチームだと分かります。1回戦から決勝戦まで全て10安打以上放っており、各打者のスイングを見てみると上位下位関係なくバットが振れる打者が揃っているなと感じました。
1回戦福井商業 2回戦日本航空石川と甲子園でも実績があるチームにコールド勝ちとかなり強い勝ち方をして勝ち上がってきました。
準決勝の星稜戦では、相手に常にリードされている苦しい試合でしたが、5番飛鳥井選手が2本塁打4打点と大当たりでチームに貢献しました。飛鳥井選手のバッティングフォームを見ると無駄な動作が一切ないシンプルな打撃フォームで好打者ということが分かると思いますので、見ていただければと思います。
エースの山口選手も低めを丁寧につく粘り強いピッチングで星稜打線に中々得点を許さなかったこともチームに流れを呼んだのだと思いました。
8回4-42アウト2塁で星稜勝ち越しのランナーをセンター笹原選手のバックホームで刺したことも裏の小川選手勝ち越しタイムリーに繋がりました。やはり1点差と同点では両チームのメンタル面が変わってくると思いますので、かなり試合を左右する大きなプレーでした。
最終回の星稜の攻撃をなんとか振り切り5-4で逃げ切りました。
近年北信越では、敵なしの星稜相手に勝てたということは同校とっても他の学校にしても大きな勝利だったのではないでしょうか。
決勝戦の敦賀気比戦では、エース山口選手が先発しましたが前日の疲れでしょうか?敦賀気比打線に捕まり2回途中で降板、その他の投手も四死球絡みで大量失点をしてしまいました。打撃の方では得点こそ5点にとどまりましたが、15安打を放ち3番柳澤選手ホームランなど力は見せたと思います。
課題 2番手以降の投手の育成
決勝戦では今大会登板のなかった投手も出場しましたが、とにかく制球に苦しんでいた印象です。緊張もあったとは思いますが、現在は1週間500球ルールもあり山口投手だけでは勝ち上がって行けません。ですので、ここは改善していかなくてはいけないと思いました。
まとめ
今まで準決勝で跳ね返され続けられていましたが、今大会で突破できたということは同校にとっても嬉しいことではなかったでしょうか。打撃力はかなりのものがあると思いますので、選抜に出場できれば是非発揮してもらいたいです。